明治35年5月のことです。陸軍三等軍医であった松葉眞一は、その結婚に対して、当時は陸軍大臣寺内正毅から、結婚の許可を必要としました。
「結婚願」は、所属する上官である第五師団長陸軍中将男爵・山口素生から提出され、陸軍大臣寺内正毅によって「願之通(ねがいどおり)」に許可を得ました。
下の資料の右側は、松葉眞一からの「結婚願」。左は、第五師団長陸軍中将男爵・山口素生から陸軍大臣寺内正毅へ提出され、「願之通」許可された原本です。
21世紀の今では、考えられないほどの手続きでした。若い軍医の結婚が、軍隊の最高司令官である陸軍大臣の許可を必要としたようです。