
2008年2月26日(火)付けの日本経済新聞の「病を知る・再生医療⑧培養角膜移植」のコーナーに、「ほぼ見えない人の8割が0.1以上に回復・上皮の病気で実用化」というタイトルで、角膜の再生治療を開発した東北大学院の西田幸二教授の記事が掲載されていました。
最近、患者自身の角膜の一部を、再生して傷ついた角膜に移植する再生医療が開発され、注目されています。「ほとんど見えなかった人の8割以上が、0.1以上に回復した」と、西田幸二教授は説明しています。
しかし、再生医療は角膜のあらゆる病気に対して効果があるのではなく、実用化されているのは角膜の上皮の病気に限られているそうです。(皮膚は上皮層、実質層、内皮層という3層構造になっています)
西田教授は、上皮以外の再生ができるように今、内皮の再生医療の開発に全力を挙げておられます。今現在、培養した内皮細胞をシート状にし、ウサギに移植して濁った目を治すことに成功するところまできているそうです。
>>日本経済新聞より「上皮の病気で実用化」の記事をPDFで見る(クリックすると拡大します)